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【ボカロ新製品】VOCALOID Editer for Cubase レビュー!【いじってみた】

全国の音楽ファンの皆様、こんにちは、新宿店の島田です!


ようやく涼しくすごしやすい気温になってきておりますが、宅録ユーザーの方々は機材の熱でまだまだ部屋の中では半袖なのでは?

かく言う僕もそのくちなのですが、明け方は異様に冷え込むので体調管理には気をつけたいところです・・・。


さて、今までここシマブロではギターレビューが中心でありました島田ですが、実はデジタルもいける口なのです(未熟ではありますが)

具体的にはプライベートで作曲をしたり、それをボーカロイドに歌わせてみたり、動画投稿してみたり――とギター以外のことも結構やってたりします!……どうりで上手くならないわけだ!


そんな僕が今回は、今冬発売予定の新製品『VOCALOID Editer for Cubase』(以下 ボカロ3VST と呼称)を触ってきましたので、皆様にいち早くレビューをお届けします!

はっきり言って欲しくてたまらなくなりましたっ…(画像はボカロ3VST一般初公開ということでお邪魔させていただきました、シンセフェスタ2012の会場入口)

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ボーカロイドCubase上で一緒に使える!?

さてこの新商品、一体どういったものなのかというとVOCALOIDプラグインとしてDAWソフト(Cubase)上で起動できてしまうというソフトなのです!

 「……そんなの音源ソフトなら当たり前じゃん?」

そんな声が聞こえてきそうですが、ボーカロイドは他の楽器音源等とは違って「歌詞の打ち込み」という概念があり、それゆえ独自の技術で構成されているところもあってか、今までDAW上で起動することは出来ませんでした。

なので上記のようにソフトの音源素材としてDAWDTM)上で使えるのは当たり前の昨今で、ボーカロイドを使った制作は少なからずのストレスを伴っていたのです!実際私も感じています…

そんなボーカロイドが限定的(windows版Cubase6.5のみ)とはいえ、他の音源ソフトと同じようにDAW上で立ち上げることが出来るのはもう革命的進化に違いないのです!YAMAHAすげー!!

早速さわってみた♪

ではいったいどのようにして使うのか??といいますと……実に簡単です

基本的には普通の音源プラグインと同じで、インストゥルメントトラック(またはVSTインストゥルメント)で一覧にある[VOCALOID VST]を選んでトラックを作成します↓

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そしてこのトラックに打ち込みをしていく…という基本的な流れは全く同じなのですが、一点だけ気をつけるべきところがあります!

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一般的にVST音源の編集(エディター)画面を出すときには↑のアイコンをクリックすればいいのですが、ボカロ3VSTのエディター画面はここからじゃ出てきません。

ボカロ3VSTの場合は、まずトラックを選択して画面上のメニューから [MIDI]→[VOCALOIDエディターを開く]を選択すると…

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既製品のボカロ3エディターと同じ画面が出てきます!!

なので今までのボーカロイドに慣れている人も全く違和感無く取り組むことが出来ます。本当にボーカロイドをそのままCubaseで使える仕様です!

さらにそれだけではないです!Cubaseのトラックとしてたち上がっているということは、Cubaseのエディターを使っても打ち込み編集が出来てしまうのです!!!

いいですか皆さん!よく考えてください?(興奮気味) 十数年と長い間MIDI(今の打ち込みの世界標準規格)と深く付き合っていたスタインバーグ社がつくるCubaseMIDI(打ち込み)の編集ツールに関してはピカイチの性能を持っています!(※私談) CubaseのもつMIDIエディットのいろはをVOCALOIDOの編集にも直接活かせるのです!

なので、通常のCubase上での編集と同じようにピアノロールエディタを開くことが出来るのは勿論!

なんと……↓

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歌詞までCubase側で見れます!!(ノート上の「ma」とか「wa」とか)

なので最低限として、歌詞の流し込みやVOCALOID3Editer用のJobプラグインを使用するときにVOCALOIDエディターを開くぐらいで、あとはCubase側で自在に確認や編集が出来てしまうのです! これはCubaseでの打ち込みを使いこなしている人にとっては超ーありがたいはず!

当たり前ですが、ちゃーんとリアルタイムで情報がシンクロしているので、必要に応じて使用するインターフェースを使い分けてもOK!

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今までみたいに、交互にプログラムをたち上げなおしたり同時に起動してコンピューターに無理させたりなどの無駄が一切無いです!(勿論ボカロ3VSTもそれなりに負荷は掛かりますが…)

私もちょっと触っただけで「あ!これかなり使えるな」と思えた代物でした!まぁ、やっとここまできたかと思えなくも無いですけど(笑) それでも素直にYAMAHAの開発の方々に拍手ですね!

キューベース版ボカロにすれば妥協が減る!?

ボカロ3VSTを導入する事によってより便利になったボーカロイド制作ですが、その本当の意義はまさにその先にあるとボクは思います!

例えば作編曲作業をしている時に、ちょっと面倒になる作業が必要になったときについ妥協してしまったりしませんか??(これって無意識にも良くある事らしいですよ!?)

アイディアを形にしたいのに、回りくどい作業をしている間にイメージを失ったりした覚えありませんか??

ボカロ3VSTならば、Dawソフトとボカロエディターの間をいちいちデータでやりとりする無駄がないうえに、プラグインもその場でインサートできるので、ふと閃いたアイディアもすぐにストレス無く実行する事が出来ますね!

つまり便利になったことによって、自分のアイディアを新鮮なまま形にしやすくなったということです!!こりゃすごいですよ!?

総評!

ボカロCubaseユーザーならまず間違いなく買うべきだと思います!

ただし、Windows版Cubase6.5専用なので、Macユーザーの方は毎晩YAMAHAにお祈りしながら眠る必要がありそうです(泣)←Macユーザー


……ほんとお願いしますヤマハさん!!


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