島村楽器 新宿PePe店 シマブロ

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オリジナルパッチへの道 Ⅱ

前回は、シンセサイザーでオリジナル・パッチを作成する為の大まかな概要を説明いたしました。
今回は、音作りの核となるオシレーターの部分を掘り下げていけたらと思います。
さて、シンセサイザーは持っているけどオシレーターって何と思われる方は多いのではないでしょうか?
オシレーターとは、音の基となるWAVE(波形)とピッチを決定する重要な部分にあたります。
アナログをモデリングしたタイプのシンセでしたらオシレーターで波形から音作りをしていく機会が多くありますが、一般的なデジタル・シンセサイザー(PCM音源を採用)では、なかなか波形から音作りをしていく機会はないかも知れません。
なぜかというと、豊富なプリセットによる音源は、どれをとっても「いい音」がするからだと思います。そのままスタジオやライブで使用しても充分なクオリティで演奏ができてしまうからです。
しかし、そのきれいな音であるがゆえに日頃物足りなさを感じた事はありませんか?
そう思った事がある方は、プリセットの音色「いい音」を素材にオリジナル・パッチを作成していきましょう。
デジタル・シンセサイザーでいうWAVE(波形)とは、普段使用している音(例えばアコースティック・ピアノやバイオリン)になります。
つまり、普段使用している音(波形)を自由に組み合わせていくことで新たな音色を作ることが出来るのです。

例えば、ピアノの音色に対し、同じタイプのピアノの音色を重ねると重厚感あるリッチなサウンドに生まれ変わります。
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さらに、リード系シンセとタイプの違うストリングスの音を組み合わせてみると、意外性のあるサウンドとなります。
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音の組み合わせは自由自在、面白いなと思えるサウンドになればそれでOKです!!

次に、こんなパッチはいかがでしょうか?
イメージはジョン・コルトレーン風テナーサックスの音(音域による微妙なピッチの変化)を再現。
オシレーター部分で音の基となるWAVEの設定
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Keyboard Rangeで各音域の設定
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ピッチの設定
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サックスという楽器の持つ特性、微妙なピッチのズレを再現してみました。
いかがでしょうか?

音色を掛け合わせて出音を太くするも良し、微妙に聞こえるか聞こえないかのところで意外性のある音色を加えるのも良し、イメージさえあれば自由自在。
みなさまもいろいろチャレンジしてみてはいかがですか?面白い発見があるかも知れませんよ。
新宿店 今井でした。

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